ミラプリ「君に伝えるI Love You」ヴィンセントの感想





クールでスパルタヴィンセント。
6人の中で一番まともとだった(笑)そして、ラストストーリーの主人公が良かった。

まず主人公の部屋に飛ばされたとき。
主人公 → ドスンッ!
ヴィンセント → トンッ。
拍手したくなるね!笑
ヴィンセントだけだよ、華麗な着地を決めてたのは。

状況を即座に判断できるヴィンセント。
どうしよう…と主人公がなっているところに
「貴方はどうしたい?」
ちゃんと聞いてくれる。こういうところ好き。

ということで、しばらく主人公の世界で過ごすことに。
ヴィンセント、TVやクーラーなどに興味深々すぎて、イチから説明する主人公。
いや、私は絶対説明出来ないです…主人公すごい(笑)

さて、買い物に出かけるために、まずはヴィンセントの服買いに。
店員がめっちゃヴィンセントに食いついててウケる。
ヴィンセント「無駄話はいい。服を選んでくれ」 ←冷たい(笑)
着せ替え人形にされたヴィンセントは「もうこれでいい」とシンプルな服を選ぶ。
いやぁ、シンプル is BEST!!似合う!

車にも興味ありありなヴィンセント、料理できなくてしょんぼりするヴィンセント、可愛い(笑)

ヴィンセントは、エピローグでも出たけど、
ノインへの恩とか色々あるから、クリステンに帰るというのはブレず。
主人公が迷っている事を気づいてて、主人公の幸せを思うと・・・お別れかなと思っている感じ。

主人公は、ヴィンセントがクリステンを捨てる訳がない、ここに一緒に残る選択肢はないから、
迷惑かけないためにも(私がどうするか、早く決めないと)と思い、実家に行きたいとヴィンセントに伝える。
ヴィンセント一緒に行くって言ったー!
「きちんと挨拶を済ませておかなければ」
さすがヴィンセント!ルカとは違った感じの堅いひと。

実家到着。玄関で早速ヴィンセントご挨拶。
「ご挨拶が遅れて申し訳ございません。ヴィンセント=キャスパーと申します。主人公様の教育――」
やっぱり止めに入る主人公(笑)
お父さんの鋭い目線!険悪な雰囲気になってますよ!笑
リビングでも険悪ムードで笑う。
父親「……ズズッ」 ←まじ笑う。
張り詰めた空気の中、お茶をすする音だけが響く。ひぇ…ムリー笑
しびれを切らしたお母さんが主人公に今までどこに行っていたのか尋ねる。
主人公、旅行行ってたと苦しい言い訳。
お父様!旅行帰りに男を連れて帰っていることに怒ってます!笑

そういや、ルカ・ホーク・ジョゼフ以外のルートは、異世界から来たことを主人公世界の人間には話さず。
確かにアン王女の娘であるお母さんですら異世界のことを知らないわけだから、
いくら肉親とはいえ、安易に話せないんだろうな・・・

ということで、助け舟を出したのはやっぱり頼れるヴィンセント。
異国の地で出会って(嘘ではない)、主人公に勉強を教えていた(嘘ではない)。
誠実なヴィンセントに、張り詰めた空気が柔らかくなってきた(笑)

お母さんが主人公にコソッと
「ねえ(主人公)、ヴィンセントさんって素敵な方ね……」
そして、いつの間にかお父さんもヴィンセント大好きに。
別れ際のお父さん
「(主人公)のことをよろしくお願いします」
めっちゃ信頼されてるヴィンセント(笑)最初の険悪ムードは一体・・・笑

主人公が両親から大切にされていることを感じたヴィンセントは、
主人公がいるべき世界はこっちなんだと改めて思う。
だからせめて忘れないように、この世界のことを胸に刻み込もうと思うヴィンセント。

翌日、ヴィンセントが先生から生徒になります!
文字が読めないから、主人公がヴィンセントに教えることに。
主人公が大好きな上下巻セットの児童本。
というかそれ以外にも、国のことや法のことなど聞いてくるもんだから、
主人公ネットで検索(笑) ネット社会で良かったね。
でもそれ以上にすごいのはヴィンセント。
やっぱり頭が良かった。数日で日本語読めるようになっておりました。

夜、ヴィンセントと主人公、色々会話をしながら同じベッドで寝ちゃいます。
主人公が順応性高いねと言うと
「まあ、世の辛酸をなめて生きてきたからな。多少のことには動じない自信がある」
さすが、狂犬ヴィンス。

眠る主人公にヴィンセント「どうしたらいい、プリンセス?俺は、貴方のことが……」
うう…なんか切ない。どうするの?ほんとに主人公を置いて帰るの?ヴィンセント…
と思っていたら、翌日ヴィンセントはクリステン用の服に着替えていた。おー…そうか…
大事な話があるとヴィンセント。
「俺は今日、クリステンに戻る」
主人公はこの世界に残ってと言うヴィンセント。
「貴方は迷い、結局自身で答えを見つけられない……決断を迫るのは酷に思えた」
確かに迷ってるもんね・・・
「貴方は生きていくべき場所で生きていったほうが……クリステンにいるよりも、幸せになれるだろう」
迷わず言い切るヴィンセントでした。
クリステンに戻っても、教育係とプリンセスという関係に戻るだけだから…切ない。
「お元気で」と言い、ヴィンセント一人でクリステンへ戻る。
・・・・
はっ!やっぱり一人で戻るのか!

大聖堂でトンッ。←ほんとさすがヴィンセント(笑)
そこにはノインが。
「ノイン様……失礼いたしました、驚かせてしまいましたね」
全てを察したノイン様。ヴィンセントは国王の元に向かっていきました。

一方主人公は、ヴィンセントのことを考えてた。
上巻を読み終えてたヴィンセント。下巻が面白いのに…って。
エピローグ読むと、そっかぁってなりますね。
一生懸命この世界のことを覚えていたのは忘れないため。
忘れることで幸せになろうとする主人公とは違って、忘れないことで幸せな思い出と生きて行こうとしてる。
(また出会った頃みたいに、無表情のヴィンセントさんに戻るつもり?)
主人公、ようやく決心ついて親に電話。
お母さんが…涙
「何か言えない事情でもあるの?」このセリフにお母さんっ!ってなった。

主人公が鏡を使って戻った先は、ヴィンセントと同じ大聖堂。
ドスン!やっぱりドスンだよね。
そして、やっぱりノインがいる(笑)
「あ……ノインさん、こんにちは。びっくりさせちゃってごめんなさい」
ヴィンセントと同じこと言ってる(笑)

その頃、謁見の間では国王がヴィンセントに激怒!
そこにお決まり主人公の登場。
まさか主人公が帰ってくるとは思ってなかったのか、国王の驚いた表情が不覚にも可愛かった(笑)
主人公、ヴィンセントを不問にしないと、元の世界に帰るよ!って。
その後の国王がこれまた可愛かった(笑)
「ま、待て!分かった、分かったから鏡をしまいなさい」
めっちゃ焦ってる…笑
国王、最後は胃が痛いと言って去っていきました・・・

ヴィンセントの部屋で2人きり。
「なぜ……幸せになれる未来を投げ出してきた」
「幸せ?私の幸せをヴィンセントさんが勝手に決めないで!」
この主人公好き。
「今まで2人で積み上げてきたものってなんだったの?分からない?」
「私の幸せはヴィンセントさんと一緒にいることなんです!」
まじ主人公が好き。
「私のその幸せはヴィンセントさんの幸せにも繋がってると思ってる……」
「それって私の思い上がりじゃないですよね?」
思い上がりじゃないよ!素敵主人公!

ヴィンセントタイム。
「貴方は、馬鹿だ……どうしようもない、馬鹿だ」
「馬鹿だが……そんな貴方が、俺は、どうしようもなく……」
・・・・
・・・・・・・・おっとまだ言わない(笑)

主人公がまたいいセリフ言う。
「思い出の中に幸せを見つけようとしないで、一緒に幸せになりたい……」

そしてようやく・・・
スチルと一緒に!!!とってもキレイだよー
「俺は……貴方が好きだ」
「時々……どうしたら良いか分からなくなる」
「胸が温かくなって、一方で苦しくなって、そんな感情に振り回されている自分に戸惑ったこともある」
「だが貴方がそのままでいいと答えをくれる度、心が少しずつ満たされた……」
「こういう気持ちを『幸せ』というのだと、初めて知った」
じわぁ・・・
「思い上がりじゃない。俺の幸せと、貴方の幸せは繋がっている」
いいね・・・いいね!
「この場所を選んでくれて、本当にありがとう……」
イイネ!
最後の最後まで良いセリフ!

ヴィンセントルート、落ち着き感があってじんわりきて、良かったです。
エピローグは完全なるカレ目線だった。いや、いつもカレ目線だけど(笑)カレ目線の度合いっていうのかな?笑
自分たちと主人公の大好きな本の物語を重ねていました。



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