ミラプリ サブイベ ルスランルートの感想





ルスランは正直感想が書きづらくて、考え込んでは何か違う・・・もっと整理したいと思っているうちに次のイベントが始まったりで書けずにいました(笑)
今回のイベントでひと区切りついた結末だったので、感想を書こうとしたところ真面目な内容になってしまい・・・
考えながら読まざるを得ない難しいキャラだと思うので(苦笑)

本編とイベントではヴォルフラムの職業が違うから頭がごちゃごちゃになりやすいけど、
ヴォルフラムとの関わりの深さで会話の内容が変わるような気がします。

本編のヴォルフラムは主人公との関りが薄く、そんな中で主人公がルスランの正体を知るのに対して、
イベント上のヴォルフラムは主人公との関わりが深く、
恋人にまでなり、ルスランも主人公を好きという自覚をした後に「ヴォルフラムはルスラン」だと裏切り、突き放す。

だから本編とイベントではヴォルフラムの正体を知った時の主人公のルスランに対する言動も違っていて、ルスランの意識の変化の仕方も違いました。
でも、根本的な軸は同じ。

今回のイベントタイトルは「First Night」より「プリンセスと真実の愛」の方がしっくりくる。
エピローグを読むと余計にそう感じました(笑)

ルスランルートはいつもルスランの本音と主人公の本音の部分を考えながら読んでいて・・・
ルスランはヴォルフラムでいた時もルスランになってからも
「口ではそういう風に言うけど、本心は…」

今回のイベントストーリーでは、
主人公とルスランが1対1でしっかり向き合って話したシーンが好きでした。

ルスランは育ってきたつらい環境、目的(野望)、覚悟から口では結構なこと言っているけど、
主人公の思っている通り、自分に言い聞かせている姿に胸が苦しくなったりして。

ルスラン自身、ゼルやディルクをはじめクリステンの人たちと接する中で、復讐心が薄れる部分もあったり、
主人公と出会ったことで憎しみも消えて・・・だけどそれを認めたらオーロリアはどうなる?と。
約10年ずっと一人で自国の未来を思って頑張ってきて、今さら意志を変えるなんてこと出来るかって意地になっていた部分もあったんじゃないかと。
歯止めがきかなくなった、後戻りはできないというルスランの気持ちはわからなくはないです。
(憎しみが消えていたという内容は、彼目線で言ってた。)
彼目線を読まなくても、2人の会話を見てたらルスランは↑のようなこと思ってるだろうなぁと察する…。

2人の会話はルスランの嘘と本音をひとつずつ紐解いていくもので、
主人公は嘘の中の真実を見つけて、信じていた。
出会った頃から一貫してずっと主人公はルスランを信じていて。
信じる気持ちと、ルスランのやり方は違うとはっきり言うところ、
「私を……諦めないでよ……」という決定的なセリフでルスラン(と私)は目が覚めました。←ルスラン目線になることが多い(笑)

ここからは穏やかなハッピーエンドへ突入~

ルスランが立ち去る時に、
ゼルとディルクがヴォルフラムとして存在していた時の会話の雰囲気を出すのがすごく好きでした…。
“その背中がかすかに笑ったように小さく揺れる” ←この一文で胸いっぱい(涙)

その後、ルスランからオーロリアに一人で来いという書状が届き、
主人公はみんなの心配や忠告を「大丈夫」と言って行きます。
(国王や貴族4人は呆れていたけど・・・笑)

このシーンはルスランと主人公2人の気持ちの確認だと思います。

主人公の気持ちにルスランが徐々に心を開いていき、
1対1の会話の最後にはお互いに「諦めない」覚悟ができた。
主人公の「大丈夫」には覚悟があり、
ルスランの書状には主人公の覚悟を確かめる意味がある。

ルスランにとっては人を心から信じた証のようなものかな。
(つらい過去から信じる心を閉ざしていたので)

書状を送ったルスランと書状をを受け取った主人公それぞれの心情を考えると、微笑ましく思いました。

ストーリーのEPISODE.1で主人公に残した手紙とLast Storyで出した書状。
この2つが、ルスランは本当に主人公のことを好きなんだなぁと思わせてくれました。
皮肉たっぷりの手紙は、主人公が大切だからこそ自分を好きになるな思い出も忘れろと突き放し、
書状は直球で会いたいと言っているようなもの。・・・告白する前の呼び出しか(笑)

さりげない言葉やしぐさにルスランの気持ちがあり、
偽りの中からルスランの本音を見つけた主人公。
個人的に思っていることですが・・・
ルスランルートの主人公は気が強く、ルスランも主人公も人の言うこと聞かないし、
ルスランと主人公はお互い曲げない信念も持っているし意外と性質は似ていると思います。
いつか2人が国を統一する瞬間に立ち会いたいなと思いました。(←画面上ですが…笑)



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