機械生命体パスカル

声が良かったです。

アンドロイドと機械生命体は敵同士。
人間は登場しません。

プレイヤーが操作するのはアンドロイド。
だから、機械生命体であるパスカルの最初の印象は
平和主義と言いつつ、いつか裏切るんではないかという気持ちでした。

でも、1週目2Bを操作していく中で、
2Bと同じようにパスカルはいいやつで信頼できる機械生命体だなぁと思うようになりました。

感想書いていく中で、あえて意識しないと、「いい『人』」「信頼できる『人』」・・・『人』と言いそうになる。
『人』ではない、機械生命体です。

パスカルは人間の読む本や知識を身に付け、それを子供たちにも教えていたので、
見た目完全に機械生命体なのに人間らしい・・・。

パスカルが印象深かったのは3週目。
3週目はA2操作です。
当初、A2は機械生命体を信用していませんでした。
2週している私はパスカルのことを知っているので
「いいやつだよ~」と思いながらプレイしていました。
徐々にA2も意識が変わり、パスカルを信用していくところがすごく好きでした。

そんな中、パスカルの村は突然不穏に。
平和で平穏な村だったのに、その村人たちが共食いをしていて・・・その場面は唖然としました…
すごくいい村でみんな平和に暮らしてたのに何で…と。

パスカル自身も何が起きているか分からず、子供たちだけでも別の場所(工場廃墟)に避難させるということで、
A2が村で共食いしている機械生命体を一掃し、その後工場廃墟に向かう。
でも、避難場所にも敵(機械生命体)が押し寄せる。

パスカルも機械生命体なんですが、機械生命体同士すら敵になる。
機械生命体だけじゃない、アンドロイド同士すら敵になる。
アンドロイドvs機械生命体だったはずなのに敵は一体誰…(人じゃない)・・・という話ですが、そこはプレイしないと感じ取れない。

A2とパスカルが戦闘を終えた後、工場内で待っている子供たちのところに戻ると
あまりにも残酷な現実が待ち受けていて、
子供たちが死んでいた・・・
殺されたのではなく自殺。
は…なんで?なんで?と思う私。

パスカルは子供たちに色んな知識、そして感情を教えていて、
その中に「恐怖」というものも教えていた。
「恐怖」を知ることで、むやみに強敵に立ち向かうことはなくなる。
でも、その「恐怖」に耐え切れず、子供たちは自ら命を絶ったという…

パスカルは、同じ志を持つ仲間、その仲間たちと築き上げてきた村、希望である子供たちを一瞬にして失ってしまう。
だから、A2に自分の記憶を消してほしいとお願いする。
ここで選択肢があったけど、あまりにもパスカルが可哀想で泣いてしまってどんな選択肢だったかよく覚えていない。

1週目からパスカルとは結構やり取りがあるし、パスカルにはそれ相応の思い入れがあるから、なんでこんなことになるんだろうって・・・
パスカルが教えていなかったら死ぬことはなかったのか、でもパスカルが目指す和平への道は教えることによって切り開けたはず。
どうしてこんな何もかも・・・自身の思い出すらも失う結果になってしまったんだろう…としばらく画面動かせませんでした。

その後のパスカルは、村でひとりガラクタを売っていました。

そのガラクタはかつて仲間だった機械生命体の破片・・・。

パスカルの記憶は全て(自分がパスカルだということも)消えているので、A2に話している内容はただただきつかったです。

でも、パスカルならいつかまた悲惨なことが起こる前のような村を築くかもしれない。
すべての記憶を失っているけど、それでも信じたいです。